WSM/KTM
Western Maryland
3-Truck Shay
DCC化記録
2-Rail O GAUGE 32mm
東京都 H様 DCC化御依頼
2019/3/31 完成しました
BEMF 設定を奥の手を使ってみました
ATLAS Oゲージ用 ( #3015-0v7-18-0 ) の
CV値設定のPID を盗んでプログラムしたのです
動きはまずまず使える範囲となりましたが、
車輪の回転抵抗が周期的に「いびつ」で、回転ムラが目立ってきました
クロスジョイントで、台車間を繋いだギャードロコの宿命かも知れませんね
後、スロットル開度 15/100 以下でシューシュー音が出るはずですが、
微妙な低速域で、CHUFF 音が発進時有りません
普通に、KATO のD102 等のボリウム的スロットルを使う場合は、我慢の出来る範囲内で
車輪の回転ムラが、慣らして行くうちに良くなれば解決の範囲内だと思います
2019/3/30 完成とさせて頂きます
ヘッドライト、Φ3.0 LED 球 電球色、ナンバーボード、LED 3528 白色 x 2 点灯
既設の16V 対応の豆球を使用して、LED化しましたが、
火入れをしてみると点灯しませんでした
原因を考えました、忘れていました、QSI のデコーダーは、+5V コモンなのです
5.0 Vで点灯する訳が無かったのです
完成直前で、やり直し、LED球に変更、レンズは、自作 Φ6.0 アクリル丸棒より加工
リヤのヘッドライト、ナンバーボードも全く同じです
キャビン、LED3528 電球色
この、キャビン、組み立て取り付けが、何とも難しいのです
車体がねじれているとしか思えません
⇒ どんなに調整しても右側の下に隙間が出来るのです
まぁ、もっとも入庫時すでにすきまがありましたので、良しとして下さい
キャビン照明のコネクターを炭庫の中に作りました
キャビンを組みつけ後に配線しないと配線が収まらないのです
お詫びも兼ねて、FIRE BOX、火室にチラつきする火を表現して置きました
⇒ まぁ、「赤く見える所」、大サービスです
何が一番手間取ったかと言うと、モーターがPWM 電流にマッチしないのです
ほぼ、一日費やして調整しましたが、思うような回転にならないのです
Φ32のモーターのくせに、フルスロットル走行時、0.5 A しか食わないのです
なので、超スロー域、スロー域、中速域、高速域、BEMF の値を調整しましたが、
どうも、跳ねるようなギクシャク感があるのです
⇒ ベベルギヤの当たりも少し片当たりが有るようで
微妙にBEMF が反応してしまうのです
音源は、q2 FILE の、USRA 0-6-0 SHAY を使用しました
この音源、BEMF の効きを利用して、負荷が無くなると、
CHUFF音が止まり、クランキング音になるのです
ですから、クランキングの音量を無しに設定し、CHUFF音のみにしています
ギヤードロコにコンロッドのクランキング音は不要でしょう
少し負荷がかかるようにBEMFを調整しないとCHUFF音が上手く鳴りません
そこは何とかパスしましたが、低速域で少しギクシャク感がある次第です
走行用のデコーダーを別体化して乗り切ろうと、DIGITRAX、SOUNDTRAXX
周波数の違う、LENZ も試してみましたが、QSI で調整した方が一番マシだったのです
装着されているモーターの相性が悪いという事で、これにて完成とさせて下さい
明日、YOU TUBE に UP します
-----------------------------------------------------------------------------
製作記録
2019/3/20
車輛が届きました
KTM 2線 O ゲージの 「 Western Maryland 3-Truk Shay 」
を、
破損部分を修理し、DCC化します
2019/3/20 お見積もりの為、分解所見しました
ボイラー部
ランボード・ハンドレール破損
キャビン部
屋根の縁巻きが外れています
乗務員はしごのステップ・手摺りの変形・破損
窓枠の変形
キャビン内側、留め金の半田外れ・脱落
テンダー部
テンダー後部ステップのステーが変形・半田外れ
はしごの変形
テンダー上端部、打ち傷・凹み ⇒ 小さい凹みですが、難しい修復です
台車枠ねじれ ⇒ 車輪接地、相当に一輪浮いています
左側レールよりの集電線接続部、裸で露出、ボディーアースとショートしていて、
分解前、ショートで不動でした ⇒ これがショートの原因だったのだ
動力部 異常なし
ボイラー側、動力台車 異常なし
その他部品 異常なしですが、
⇒ 錘は、留まっておらず、留めビスも無し、運送中もボイラー内で暴れていた様子
KD カプラーのベース
KD #804 ( プラ製 ) 又は #805 ( METAL ) が適合
#806 ( プラ製 ) は、SHORT SHANK
モーターの負荷電流は、起動時空運転で、約0.1A 1.0V で起動します
フルスロットル、空運転で、0.3A サガミのΦ32 モーターでした
十分、1.5A のデコーダーで使用可能と判断しました
2019/3/25 ボディを修理しました
ランボード・ハンドレールを復元
最小限の面積で半田を済ませました
後部のステップを修理
少し口を開けていましたネ ⇒ 後で半田し直します
屋根の廻りブチを修理
窓枠をまっすぐに修正
位置決めステーを再装着半田付け
テンダーの上部廻りブチを修理しましたが、完全には歪が取れませんでした
明日は、ヘッドライト・ナンバーボードを加工します
2019/3/28 車体の修正・改造がやっと出来ました
作業していると、未確認の変形・傷が発見され、修正していると、
次々と半田が外れるのでした
一番の修正箇所は、サンドドームの下のハンドレールノブ横のふくらみでした
到着時、錘が外れていて、運送中、ボイラーの中で暴れていたのです
その凹みなのです
見積もりから漏れていましたが、どうしても気に入らないので修正しました
まだ少し凹みがありますが、言われないと気が着かないでしょう
⇒ 光にかざしての事ですから、、、、補修塗装しました
ヘッドライトを改造、ナンバーボードも中から、照らしています
ヘッドライト、既設豆球 ナンバーボード、LED 3528 白色、2個使用
修正出来たキャビン、補修塗装しました
テンダーのヘッドライトを改造、ナンバーボードも中から、照らしています
ヘッドライト、既設豆球が改造中、割れてしまいましたので、Φ3.0 LED球を使用
御容赦下さい、石膏が取りきれなかったのです
ナンバーボード、LED 3528 白色、2個使用
修正した、テンダーの上縁 補修塗装しました
修正したランボード廻り 補修塗装しました
ランボード裏側も補修塗装しました
錘を取り付けようとしたのですが、タッピングビスが効きません
M3.0 のナットを鉛に半田付けして、ビス留めをきちんと出来るように改造しました
ついでに、ボイラー裏側の傷も補修塗装しました
乗務員梯子も半田し直しました
テンダーに大型のΦ52 QSI スピーカーを取り着けました
エンクロージャーは自作した物です
音抜き穴をΦ6.0 で開けました
ステップも補修が終わり、補修塗装をしました
動力部、ギヤケース内、グリスアップしました
奇麗に洗い、磨きました
シリンダー廻り、半田付け外れ多発、半田付けし直して、補修塗装をしました
右側のシリンダーに刀傷があり、目立ちましたので、下地修正、補修塗装しました
台車、車輪、洗浄後磨きました
明日から、デコーダーをプログラムし、設置いたします
今週末には、完成と行きたいですね